電気用品安全法
最近ニュースなどで取り上げられている通称PSE法というものです。
経過措置期間が終わり4月より本格的に施行となります。
このようなPSEマークのない電化製品は、売買できなくなるのです。
但し個人売買(オークション等)は、今まで通り行えるそうです。
ビンテージ価値のある楽器類もその対象とされていましたが、
それは有名ミュージシャン等からの抗議で除外されたようです。
この法律の目的は、
「電気用品の製造、輸入、販売等を規制するとともに、
電気用品の安全性の確保につき民間事業者の自主的な活動を促進することにより、
電気用品による危険及び障害の発生を防止する。」
というものです。
確かに安全のためというのはいい事であると思います。
しかし、これでリサイクルはどうなるのか?
PSEマークのないものでも、検査を受ければPSEマークを取得できますが、
速やかにPSEマークの取得はできるのでしょうか?
そういったリサイクル品を扱う中小企業の支援をすると言っても、
どこまで本当に支援してくれるのか?
なんだかニュースで見た限り心配ばかりで、
こんなんでいいのか?という感じです。
こういった法律を施行するなら、
それ以前の電化製品に関しては対象外とするべきでは?
と個人的に思います。
分かりやすい所では、車やバイクの車検を考えて下さい。
車検に関しても年々規制等が厳しくなっています。
でも、古いものに関してそれらは対象になっていません。
排ガス規制や音量規制など年代によって異なります。
車のシートベルトだって規制前の昔の車はなくてもOKなんです。
PSE法に関してもこれと同じ事が言えるのではないでしょうか。
4月はもうすぐなんですが、まだまだ問題は山積みですね・・・。
詳しくは、こちらのHPをご覧下さい。
by nao-slash | 2006-03-16 23:31 | ツブヤキ